今日は「Arrows Project(アローズ・プロジェクト)」というFX案件について調べてみました
MAMを使ったコピートレードと見せかけた、限りなく怪しい案件のようです
今後同じような手口に騙されないためにも、この記事を読んでみてくださいね
知識を付けることです
「アローズ・プロジェクトの者です」「FX投資モニターに当選されました!」と突然電話での勧誘やショートメールが届いたというこの案件。
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いや、この時点で十分あやしい………
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最初は順調だったが、増資をしたとたん大事な資金を溶かされたと言う人が結構いるようです。
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結論から言うと、「詐欺の可能性が大」です。
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その「アローズ・プロジェクト」のFX投資案件について、詐欺なのか、手法はどんなものだったのか調べてみました。
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「MAMって何?」という方にもわかるよう、解説します。
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証券会社Trading Forex(トレーディング・フォレックス)についても詳しく調べてみました。
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すると、いくつもオススメできない理由が出てきましたので、ご紹介していきますね。
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もくじ
アローズ・プロジェクトのFX投資はどんな案件だったのか?
「アローズ・プロジェクト」のFX投資案件
●2020年7月頃から電話、ショートメールなどで勧誘が始まる
・「アローズ・プロジェクトと言うFXのモニターに当選しました」と電話
・「何度もメールを送ったが返事がないからショートメールを送った」等
●参加は少なくとも80人以上
●ボーナス100%をエサに増額要求→増資した途端に資金が溶ける
●初月に投資金額の10%程利益を出し、その後新しい手法を演じるが資金が溶ける
●ミラートレード(MAM)
●運用会社は 証券会社 Trading Forex
●ホームページ ※閉鎖(2021年2月現在)
https://arrows-project.info/ ●閉鎖されたHPに「MAMを用いた資産運用」との記載あり
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迷惑電話やYahoo!知恵袋で報告された被害状況
1.ヤフー知恵袋に投稿された被害の様子
無料をうたい、「いつでも辞められるから」と証券会社の口座に入金させて、その後「モニター期間が終わるまで出金できない」と言っているそうです。
MAM運用であろうと、保有ポジションと含み損に影響のない範囲であれば出金は可能のはずです。
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2.その他、迷惑電話番号の口コミサイトに寄せられた被害
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見づらいので書き出しますね。
●ボーナス100%をエサに増額要求
→増額したとたん取引手法を変更、両建てスイングに
→2020年11月中旬に2日にわたって全損
→その後「トレーダーのミスなので対処できません」と一斉メール
●初月は10~20%程度の利益を出す
→新しい取引手法を演じる
→増えることなく故意の損失
→そのアローズ・プロジェクトのサイトは閉鎖されている
●当初かかってきていた番号は解約され連絡が取れない
人のお金を運用して、失敗したからと言ってサイトも閉鎖、電話も解約して連絡が取れない、なんてあります?
企業として信頼も何もないですね。
まともな投資会社ならまず有り得ない対応です。
資金は持ち逃げされている可能性大です。
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証券会社Trading Forex(トレーディング・フォレックス)は信頼できるのか?
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先に結論を述べると、調べれば調べるほど怪しいです。
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Trading Forex(トレーディング・フォレックス)は、セーシェル共和国にあるそうです。
>Third floor, Unity House, Palm St, Victoria, Mahe, Seychelles
この住所でググってみると、
ユニティ・ハウスというセーシェル ビクトリアのショッピング モールが出てきます。
ショッピングモールに個人情報とお金を預かる会社が??
ちょっとよく分かりません。
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次に、セーシェル金融庁に登録があるか調べました。
認可の下りたFX業者は Capital Markets のリストに名前があるんですが、トレーディング・フォレックスの登録はありませんでした。
(※2021年2月4日時点)
>オンライントレードサービスを提供する、国際的なプロバイダーです
という表記があるにも関わらず、ワタシ、最初は暗号化されていない「http://」で始まるページに迷い込んでしまいました。
→こちら
普通、個人情報や口座番号などを入力する必要があるページは、通信を暗号化して保護しています。そういったページは「https://」となります。
「http://」で始まるページを踏んでしまった場合は、すぐさま「https://」に遷移(自動で移動)するのが常識です。
でもこのトレーディングフォレックスの暗号化されていないサイト、保護された安全なサイトに自動的に切り替わらないんです。
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そのまま口座登録のページにも行けます。
証券会社として、ありえません。
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ついでにWho is情報もしらべてみました。
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↓拡大
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Creation Data : 2020-03-26
Registrant Organization : (空欄)
Registrant State/Province : GREATER ACCRA
Registrant Country : GH
2020年3月26日に作られた新しいサイトで、
登録機関名は空欄、
登録者の所在地はアフリカにある国ガーナのグレーター・アクラ州だそうです。
セーシェルにあるはずなのに?
そして気になったのが、ドメインの「.asia」って?
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「.asia」ドメインの意味
2008年にアジア太平洋地域に向けのsTLD(スポンサー付きトップレベルドメイン)として2006年より運用が開始されたドメインです。
セーシェルってですね、東アフリカ沖のインド洋にあるんですよ。
アジアなんて離れてるワケで、西にあるアフリカ大陸の方がよっぽど近いんです。
わざわざ「.asia」ドメイン取る理由ってなんでしょうね?
サイトは英語と日本語のみ対応なのに。
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>本WEBサイトは、日本国内居住者向けに公開しているものではございません。
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じゃあなんで対応言語が英語と日本語だけなんでしょうか?
日本に住む日本人を対象としているとしか思えません。
また、なぜかEconomic Calendar(経済指標)のあたりをクリックしていると、
スイス銀行グループのデューカスコピー・ジャパンのページが別窓で出てくるんですが、これは何でしょうか?
(https://www.dukascopy.jp/land/eurusd/?utm_source=freeserv&utm_medium=popup&utm_source=freeserv)
他社の広告?
まったくもって謎です。
調べれば調べるほど、
Trading Forex(トレーディング・フォレックス)は怪しいとしか思えません。
皆さんはいかがですか?
閉鎖されたアローズ・プロジェクトのHPを調べて分かったこと
ワタシより前に、アローズ・プロジェクトのホームページが閉鎖される前に調べていた方がいらっしゃいました。
その方によると、「アローズ・プロジェクトのHPと同じIPアドレス上に、他に2つのサイトが存在していた」との事です。
「captjpn.site」というサイトは既に閉鎖されているようですが、もう1つの「unity-support.info」というサイトはアローズプロジェクトのサイトと似たEAやMAMのシステムを提供する投資顧問的なサイトであることが判明
引用元: 海外FX業者を辛口評価
https://sites.google.com/view/fxkarakuchi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/index/page2
しかしこれらのサイトは、既にどちらも閉鎖されていました。
URLから、ユニティと、キャピタル・ジャパンとかいう名前だったのでしょうか。
こんな風に、次々とサイトや名前を変えて同じグループが行っているのでしょう。
さて、ちょっと手づまりになったので、「トレーディング フォレックス」で検索してみました。
すると、
また出てきました。トレーディングフォレックスを使ったFX詐欺に遭ったと思われる書き込みです。
connect.jp(コネクト・ドット・ジェーピー)という会社らしいです。
同じように「FXの自動売買ツールの販売業者から、うちのツールを使って資産を増やしませんか、という電話があった」そうです。
「お金を預けっぱなしで、月に2、3割の利回りを得られる」と言うところも同じですね。
はい、また出てきましたよ。
暗号化されていない、安全ではない「http://」というサイトです。
次に、会社概要です。
住所ですが、
>東京都港区西新橋1-19-6 桔梗備前ビル202
となっていますが、この住所を調べると、あなたの街の情報屋さん というサイトで下記の「一般社団法人 全国企業共済金融機構 東京支部」が出てきます。
一般社団法人 全国企業共済金融機構 さんのサイトにもきちんと明記されていました。
同じ部屋番号です。同じ室内に異なる会社が2つ?
常識で考えればまず「ナシ」でしょう。
溶けた資金を取り返す方法はある?
溶かされた資金を取り戻すことは出来るのでしょうか?
どういった運用で、どのように増えていたのか、どんな報告だったのかワタシは知る術がないのですが、被害に遭われた方の書き込みによると、「MAMでミラートレード」とのことですが、まずこのMAMについてご説明しますね。
MAM・ミラートレードとは?
ミラートレードや、コピートレード(コピトレ)と呼ばれる、第三者に運用をお任せするトレード方法で、「MAM(マム)」と「PAMM(パム)」の2種類があります。
1.マルチ・アカウント・マネージャー(Multi Account Manager)の略
2.運用をプロトレーダー(マネー・マネージャー)に任せる
3.資金は自分の口座にある
4.取引履歴を見ることができる
★PAMMとは
1.パーセンテージ・アロケーション・マネジメント・モジュール(Percentage Allocation Management Module)の略。日本語では「割合分割管理モジュール」
2.運用をMAMと同じくプロトレーダーに任せる
3.資金は委任されたトレーダーのマスター口座で管理される
4.取引履歴は見ることができない
MAMは、取引の履歴が見られるんですね。
また、MAM・PAMMどちらも運用者(トレーダー)が口座のお金を出金することは出来ません。
入出金は、口座の保有者しか出来ません。
そして、保有しているポジションと含み損益に関係が無ければ、利用者は出金は可能なのです。
MAMなら、ポジションの保有状況を見られるはずです。
預けた資金がすべて含み損・含み益になっていなければ、
「モニター期間が終わるまでは出金できない」というのは嘘です。
運用者側の理由で出金できないのであれば、勧誘時の「いつでも辞められるから」が嘘になりますね。
そのためのMAM口座運用なんですから
出金できない事は無いはずなので、なんにせよ利用者ファーストではない運用会社という事ですね
さて、仕組みが分かったところで、次は「溶かされた資金は返ってくるのか?」ですね。
次の章で見ていきましょう。
MatoMa(マトマ)という集団訴訟サイトを使う
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MatoMa(マトマ)というサイトをご存知ですか?
こちらは詐欺被害・消費者トラブルにお困りの方用の集団訴訟プラットフォームだそうです。
個人ではなく、同じ被害を受けた方が複数人集まって、一緒に弁護士と集団訴訟に向けて動くプラットフォームなのだそう。
で、このマトマさんに、アローズ・プロジェクトの集団訴訟ページ が出来ています。
2021年2月4日現在、
現在の請求予定金額 68,059,453円
参加者数 16人
だそうです。
さて、こういった手口でお金を巻き上げる手法、どういう構造なのでしょうか?
「トレーダーには下ろせない証券会社にあるお金が、運用会社にどうやって流れるの?」
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次の章では、この疑問にお答えしていきましょう!
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実は証券会社には、「A-Book」・「B-Book」呼ばれる違いがあります。
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A-BookではないB-Bookの証券会社がMAMで資金を溶かすと、どういう仕組みで利用者の資金が運営側に流れるのか?
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ワタシが実際に利用しているMAM口座のご紹介と一緒に、詳しくは次の章でお話ししますね。
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A-bookを使ったZooシステムとは?
証券会社の「A-Book」と「B-Book」の違いとは?
証券会社には「A-Book」、「B-Book」と呼ばれるものがあります。
★B-Bookとは オーダーされた注文を市場に流さない証券会社
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この違いは何かというと、
利用者の資金が溶けた場合、
・B-Book:注文を受けても市場にお金を払う事がないので、そのまま丸儲け
対して
・A-Book:注文を受けてお金を市場を支払うので、利用者の資金が溶けても利益にならない
という点です。
なので、A-Bookではない証券会社ならば、
利用者の資金を溶かすと証券会社がガッポリ儲かる、という仕組みになっています。
A-Bookの証券会社ならば、トレーダーファーストとしてそれを会社の強みとするはずです。
そうしないのはB-Bookの会社でしょう。
つまり、「利用者の資金を溶かして、全額ふところに入ったB-Bookの証券会社が運用者にお金を渡す」というのが、MAM・PAMMのミラートレード・コピトレ詐欺案件の手法です。
世の中はこうした詐欺がはびこっています。
A-Bookの証券会社は、調べれば分かります。
くれぐれも名前の知れない、怪しいB-Bookの証券会社でのミラートレード投資には手を出さないようにしましょう。
安全に投資をするなら、A-Bookの証券会社を使ったMAM運用を使いましょう。
ご紹介しますね~
A-Bookを使ったZooシステムとは?
ご紹介している、そしてワタシ自身も利用しているZooシステム。
Trade View というA-Bookの証券会社で運用しています。
●2021年で運営歴18年を迎える老舗の証券会社
●CIMA(ケイマン諸島金融庁)のライセンスを取得
●IOSCO(証券監督者国際機関)という投資家保護機関にも加盟
●最大35,000ドルの信託保全付き
●業界最高峰の低スプレッド(2021年1月現在)
●今まで出金トラブルなし
信頼性も安全性も兼ね備えた証券会社です。
なので、もしアナタの資金を溶かすようなことがあっても、ワタシや運営さん、トレーダーさんや証券会社の儲けにはなりません。
むしろ、運用して利益を出さないと儲けは無いのです!
そしてMAMという手法を使っているので、資金をお預かりするという事もありません。
アナタの口座に運用資金を入れてもらうので、運営サイドが勝手にお金を出金する、といった事もありません。
というか、出来ません。
Zooの一番のメリットは、
お金さえ入れれば、あとはEAと監視してくれるプロトレーダーがいるので、完全放置が出来るという点です。
必要なのは、
①Trade View に口座を開設してもらうこと
②入金してもらうこと
この2つだけです。
PCすら不要で、スマホさえあれば完結します。
あとは完全放置で構いません。
なぜなら、
ポジションを取ることも決済することも、 相場を見て損切りすることも、
すべてEAとプロトレーダーがやってくれるからです。
始めてみて、ワタシはこう思いました。
ZOOシステムは、2021年1月に始動して2021年3月時点で、すでに2,000名を超える参加者数も最高峰のMAMとなっています!!
本物には自然と人が集まるんでしょうね。
実際利用者様のコミュニティのお声です。
↓ ↓
利用者さまの生の声です。
毎日ワイワイ盛り上がっております。
皆さん、楽しく運用されていらっしゃいますよ^^
気になるZOOシステムの月利は…?
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お待たせしました。
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「ZOOシステムの利益は?」というと……
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圧倒的なフォワード結果です!
●2021年10月の実績
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2021年1~2月の暴騰・暴落で相場は大荒れ。
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溶けたMAMやEAがたくさんある中、ZOOシステムは2021年5月、
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強制ロスカットされることもなく利用者様の資金を守り切り、ポジションを整理。
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7月にはシステムの見直しを行い新規トレーダーも加入してアップグレードし、コツコツと利益を出しています。
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9~10月の強い円安のトレンド相場でも、大きな含み損を抱えることなく、10月は31.9%という高月利を叩き出しています。
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資産形成しませんか?
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ZOOシステムのはじめかた
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●ツール代:ただいま無料
●運用資金:20万円~
●EA+トレーダー監視型FX自動売買
●証券会社:Trade View
●口座開設と入金だけで始められる
●MT4不要
●フォワードテスト結果:
2021年8月 8.3%
〃 9月 -8.4%
〃 10月 31.9%
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さて、このZooシステムはどうやって導入すればいいのでしょうか?
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このZooシステムを使うためには、下記の条件がございます。
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●くろ井のLINEへの友だち登録
●20歳以上で、20万円以上の運用資金をご用意できる方
●文面であっても礼儀と礼節をわきまえて他人と交流ができる方
●投資は自己責任であり、余剰資金で運用することを理解している方
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ひとつめ
くろ井のLINE登録のご登録をお願いいたします。
運用を始める際に、くろ井の紹介であることを書かないと、Zooを無料で使うことが出来ません。
最後のひとつは超・重要事項です。
投資は自己責任、そして余剰資金で行うものです。
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くれぐれも借金をして始めたりしないでくださいね。
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では、Zooのページ をお読みになったら、
LINEにお気軽に「ZOO参加希望」とご連絡ください。
最近の利益とか、もうちょっと詳しく教えて、などでも大歓迎です♪
お待ちしております^^
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